岩崎圭一ゴールデンブザーまでの経歴がやばい!人力エベレスト登頂も

分析

自転車を相棒に「人力」で世界一周の旅を続けている岩崎圭一さん(49歳)。

イギリスの人気オーディション番組「ブリテンズ・ゴット・タレント(BGT)」で日本人で初めてゴールデンブザーの栄光に輝いた今、話題の人物です。

後に出てくる岩崎圭一のマジックを見てもらったらわかるのですが、コミカルで人柄の良さそうなエネルギー溢れる人物なのです。人力でエベレスト山頂やゆくゆくは大西洋横断を考えているのだそう!

岩崎圭一さんがどんな経緯でここまで行き着いたのか、なぜ旅を始めたのか、言葉の壁はなかったのかなど気になります。。

この記事では岩崎圭一さんの経歴についてまとめてみました。

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日本人初の快挙!「ゴールデンブザー」を獲得した岩崎圭一って何者?

引用元:https://youtu.be/lKtCkqRmYzg

岩崎圭一さんの経歴を紹介する前に、軽く彼の人物像について触れておきます。

岩崎圭一さんは自転車で20年間、世界一周の旅をしている方です。各地でマジックを披露しそこで得た投げ銭を資金に旅をしているそうです。2021年4月にイギリスの人気オーディション番組「ブリテンズ・ゴット・タレント(BGT)」で日本人初のゴールデンブザー賞を獲得し話題になっています!

ブリテンズ・ゴット・タレント(BGT)に岩崎圭一さんが出演した時の動画がこちら

マジックを見ただけで岩崎圭一さんの人柄の良さを感じます。

日本のテレビでよく見るマジックより明るいコミカルな雰囲気でつい魅入ってしまいました。

岩崎圭一さんが有名になるきっかけとなった「ゴールデンブザー賞」とは一体なんなのか?恥ずかしながら知らなかったのでそちらについても調べてみると、

ゴールデンブザーとは審査員と司会者に与えられる特権。ゴールデンブザーボタンを押された挑戦者は、準々決勝(生放送)進出が無条件で確定する。(中略)ただし、各審査員ワンシーズンに1回ずつしか使えない。

引用元:https://abroadholic.merlions.info/tvshow-bgtagt-best/

つまり、審査員が1度だけ使える準々決勝行きのチケットのことなんですね。

ゴールデンブザーは挑戦者にとっては「最高の栄誉」で『人生が変わるボタン』とも呼ばれています。

残念ながら準決勝で敗退してしまったそうですが、それでも「ゴールデンブザー」の影響力は大きく、YouTubeにアップされたオーディションの映像は1億回再生を突破したそうです。

これを聞くと岩崎圭一さんがどんな経緯でここまで行き着いたのか、なぜ旅を始め、今は何を目的に進んでいるのか気になります。

岩崎圭一さんが旅を始めたきっかけ。所持金160円からのスタート

引用元:https://feel-the-earth.com/keinoryokouki/

岩崎圭一さんが旅を始めるまでは群馬の前橋に住んでいて、お父さんの経営する小さな会社で働いていたそうです。

岩崎圭一さんが旅を始めたのは28歳の春。「このままではすぐに人生が終わってしまう」と感じた岩崎さんは自分の好きなことをしようと世界一周の旅を始めたのだそう。

「このままでは人生がすぐに終わってしまう、だったら自分の好きなことをしようと思いました。褒められたものではないですね」

引用元:https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202205290000996.html

出身地の群馬・前橋を飛び出しました。それまでは父の経営する地元の小さい会社で働いておりまして。父の仕事を手伝っている感じでした。

引用元:https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202205300000062.html#:~:text=14%E5%B9%B4%E3%81%8B%E3%82%89%E5%B0%8E%E5%85%A5%E3%81%95%E3%82%8C,%E3%81%8C%E5%A4%89%E3%82%8F%E3%82%8B%E3%83%9C%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%80%8D%E3%81%A8%E3%82%82%E5%91%BC%E3%81%B0%E3%82%8C%E3%82%8B%E3%80%82

なんだか夢があってかっこいいですね。最初の所持金は160円のみだったそうですよ。私だったら不安で走り出せないです。。

引用元:https://www.nikkansports.com/entertainment/photonews/photonews_nsInc_202205290000996-5.html

旅の始まりは東京・新宿。所持金が160円だったためホームレス生活をしていたそうです。路上で寝るゴミを漁るなどの生活に抵抗を覚えながらもなんとかその日を乗り切っていく岩崎圭一さんの心境が岩崎さんのブログ「けいの無銭旅行記」で語られていました。

ホームレスを始めたばかりの人の心境ってこんな感じなのか、という興味と岩崎圭一さんの人柄が素敵なのでスイスイ読めてしまいます。

東京でホームレス生活を2ヶ月ほど過ごすのですが、その目的は「お金の必要性がわかるため」だったそうです。

岩崎圭一さんは21歳の時にオーストラリアに行った時に「お金に依存しているなぁ」と感じたと語っていたのでホームレス生活までの7年間で何か思うことがあったのかも知れませんね。

引用元:https://www.nikkansports.com/entertainment/photonews/photonews_nsInc_202205290000996-5.html

私もホームレス生活は流石にないですが、

社会人になってからお金に困ったことがあります。「お金がない」ことでやりたいことが出来ない、悩みが尽きない・・といった生活を一度送ると価値観って変わるものですよね。「お金がない」ってだけでなんだかすごく惨めになったり、人としての価値が無くなったように感じたりするんです。

実際はお金の有る・無しでその人の価値が変わる、なんてことは無いのですがそう感じてしまうんですね。その時に「中身のある人間になろう」と努力するようになったように思います。

「お金の必要性を知るためにホームレス生活をしてみよう」という考えに至る岩崎圭一さんはすごいなぁと思います。

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ヒッチハイクで日本1周を制覇!

引用元:https://feel-the-earth.com/keinoryokouki/

ホームレス生活を2ヶ月送った岩崎圭一さんは日本一周を目指します。

「世界一周をする前に日本国内を見て経験を積みたい」という思いがあったみたいです。

本当はすぐ行こうと思ってたんですけど、やっぱりなかなか難しくて。それに、ちょっと日本国内を見て経験を積んでから行こうと思ったんですね。

引用元:https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202205300000062.html#:~:text=14%E5%B9%B4%E3%81%8B%E3%82%89%E5%B0%8E%E5%85%A5%E3%81%95%E3%82%8C,%E3%81%8C%E5%A4%89%E3%82%8F%E3%82%8B%E3%83%9C%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%80%8D%E3%81%A8%E3%82%82%E5%91%BC%E3%81%B0%E3%82%8C%E3%82%8B%E3%80%82

移動手段は基本ヒッチハイクだったそうです。

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韓国から世界へ。「人力」の世界一周がスタート!

引用元:https://www.asahi.com/articles/ASQ845HK4Q7MULEI004.html?iref=pc_photo_gallery_breadcrumb

日本1周を終えた岩崎圭一さんはヒッチハイクで知り合った方からフェリーのチケットを譲ってもらい、韓国に渡ります。韓国からまたヒッチハイクで中国へ渡り3000円の自転車を購入。いよいよ「人力」での世界旅行がスタートします。

冒頭で「人力」で世界一周を目指していると岩崎さんのことを紹介しましたが、厳密にいうと中国から人力での移動が中心になったんですね。

自転車ひとつでアジアを周り、チベットからネパールへ行くときにエベレストを見たそうです。その時の岩崎圭一さんの思いを後々のインタビューでこのように語っています。

「世界一高い山だけど、もしかしたら登れるのかな」みたいに思いまして。軽い気持ちで、だったらやってみようって思ってしまったんです。160円しか持っていない状態からネパールまで行けたので、これはやる気を起こせばエベレストも登れるんじゃないかなと思って(笑い)。

引用元:https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202205300000062.html#:~:text=14%E5%B9%B4%E3%81%8B%E3%82%89%E5%B0%8E%E5%85%A5%E3%81%95%E3%82%8C,%E3%81%8C%E5%A4%89%E3%82%8F%E3%82%8B%E3%83%9C%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%80%8D%E3%81%A8%E3%82%82%E5%91%BC%E3%81%B0%E3%82%8C%E3%82%8B%E3%80%82

「人力」で1年かけてエベレスト登頂を達成!岩崎さんの凄すぎる忍耐力。

引用元:https://www.nikkansports.com/entertainment/photonews/photonews_nsInc_202205290000996-5.html

エベレストといえば、登山の熟練者が登るイメージのある世界一高い山ですよね。雪崩や滑落で登山家が命を落とすことも多い山ですが、最近は温暖化で雪の中に埋まっていた遺体が出てきて登山中は別の意味で恐怖を覚える、という話もあるようです。

そんな「恐怖の山」エベレストにも岩崎圭一さんは果敢に挑み、1年かけて「人力」で登頂してしまいます。エベレストの登山は2800m地点までは飛行機で行くのが通常のコースのようですが、そこを岩崎圭一さんは自転車と徒歩で登頂したのですね。

登山は過酷で忍耐が必要なので、登山を趣味にしている「山男」は敵にしない方がいいと論破王の「ひろゆき」さんが語っていましたが岩崎圭一さんはそんな「山男」の上をいく精神力の持ち主ですね。

マジックを始めたのはネパールから。BGT出演の転機はイタリアで。

引用元:https://feel-the-earth.com/keinoryokouki/

岩崎圭一さんがマジックを始めたのは「ネパール」を旅していた時からです。

元々マジックは趣味だったそうです。街に着いたらマジックを披露して小銭を稼いでいたそうです。

人を喜ばせる趣味は岩崎圭一さんにピッタリだと思ってしまいました。

「生きていくため」にマジックをするという生活をしていたそうですが、マジックに力を注ぎ始めたのはイタリアでの大道芸さんを見て感動を覚えてからなのだそう。

イタリアの大道芸人さんを見て、すごく見ている人を楽しませるのがうまくて。もっと自分も見ている人を楽しませられたらいいなと思ったんです。

引用元:https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202205300000062.html#:~:text=14%E5%B9%B4%E3%81%8B%E3%82%89%E5%B0%8E%E5%85%A5%E3%81%95%E3%82%8C,%E3%81%8C%E5%A4%89%E3%82%8F%E3%82%8B%E3%83%9C%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%80%8D%E3%81%A8%E3%82%82%E5%91%BC%E3%81%B0%E3%82%8C%E3%82%8B%E3%80%82
引用元:https://www.asahi.com/articles/ASQ845HK4Q7MULEI004.html?iref=pc_photo_gallery_breadcrumb

私がイタリアを旅行した時はとにかくスリが怖くてほとんど電車タクシー移動だったので大道芸には出会わなかったのですが、大道芸に会えるのは自転車で旅をしている岩崎圭一さんならではなのかも知れません。

イタリアの方は本当にノリが良くて、イタリアでドレスを着てウエディングフォトをした時に見ず知らずの通行人に「おめでとう!とっても綺麗!」と現地の言葉で声をかけてくれたのが印象的でした。ノリが良くて温かい国なので、大道芸もかなりウケが良いそうです。

岩崎圭一さんがイタリアのローマでマジックを披露していた時に「ゴット・タレント」のスタッフに声をかけられたのが「ゴット・タレント」出演のきっかけだったそうです。

岩崎圭一さんの「ゴット・タレント」出演は各国で果たしていた!

引用元:https://www.nikkansports.com/entertainment/photonews/photonews_nsInc_202205290000996-5.html

岩崎圭一さんの「ゴット・タレント」出演は「ブリデンス・ゴット・タレント」が初めてなのかと思っていましたが、どうやら各国で「ゴット・タレント」に出演されていたみたいですね。

少なくともスペインブルガリアドイツの「ゴット・タレント」に出演されブルガリア版ではゴールデンブザーも獲得されたそうです。

イタリアの番組に出演して「いつかはオリジナルのブリテンズ・ゴット・タレント(BGT)に出たい」と思っていたそうです。

さまざまな経験を経て、「ブリテンズ・ゴット・タレント(BGT)」に出演するだけでなくゴールデンブザーまで獲得してしまったわけですから本当にすごい人です。

バイタリティ溢れるといいますか。

岩崎圭一さんの生き方を知ると日本で会社員として働く生き方が全てじゃないなと改めて感じます。

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