実写版リトルマーメイドの予告映像が発表されましたね!
ディズニーシリーズの「美女と野獣」や「アラジン」に続き実写版リトルマーメイドに期待を寄せていた方も多いと思いますが、実写版リトルマーメイドについて世間の反応は「アリエルが可愛くない」「セバスチャン・フランダーが酷すぎる」とあまりよくないと言われるのが現状です。
今回は実写版リトルマーメイドが残念と言われる理由4つを解説していきます。
理由① なんでそうなった!?セバスチャンがカニすぎる!
海外では主人公のアリエルについての議論が大盛り上がりしているようですが、日本では意外にもセバスチャンやフランダー、スカットルといった人物以外のキャラクターについて話題になっています。
これは実写化の最大障壁なのかもしれませんが・・実写版リトルマーメイドの予行映像を見た時に私が一番衝撃を受けたのもこの点についてですね。
ちなみに実写版リトルマーメイドの予告映像がコチラ
ご覧いただけたでしょうか。そうなんです。セバスチャンがカニすぎるんです。
セバスチャンって巨大な伊勢海老とかヤドカリとかその辺りかと思っていたんですが、カニだったんですねw
こちらがアニメ版のセバスチャンです。大きな爪と顔の描きかたは伊勢海老やヤドカリを連想させますが身体だけを見るとカニでしたね。
私の記憶より実写版の方が正解でした(当たり前)。
例に漏れず、フランダーもリアル
アリエルの親友であるフランダーもセバスチャンに負けないほどリアルに作られています。
ちなみにアニメ版のフランダーがこちら。
アニメでは可愛いちょっとぽっちゃりしたフォルムですが、実写版ではほっそり。
実写版のフランダーは個人的な感想を言うと・・
美味しそうな石鯛
に見えてしまってこちらも大丈夫かなと言う感じ。
リアルを追求するディズニーは主要キャラクターも抜かりなくどこまでもリアルを追求していますね。
ここまでリアルを追求するのは話題性のためなのか?
ちょっとリアルすぎて笑ってしまう出来ばえで、『話題性のためにあえてリアルを追求したのか?』と思いましたが、
実写版過去作の美女と野獣、アラジン、ライオンキング、シンデレラを振り返って見ても、美女と野獣のルミエール、シンデレラのネズミ達、アラジンのアブーを見てもどの作品もリアルを追求していて一貫した信念を持って作品を作られているんだなと感心してしまいました。
魚介類の解像度が高すぎて上映中に現実に引き戻されてしまいそう
セバスチャンやフランダーを見て個人的に思ったのは、魚介類の解像度が高すぎてキャラクターというより「この魚美味しそう・・」みたいな目線で見てしまって映画中に現実に戻ってしまいそうと言うこと。
でもふと思い返してみたのですが、、
実写版アラジンのウィルスミスが真っ青に染色されたジーニーも予告編を見た時は「冗談だろ」と思ったものですが(笑)映画館ではジーニー登場後ものの数分でストーリーに引き込まれた経験があるので今回もディズニーさんの実力で上手く映画の世界に惹き込んでくれそうという予想もしてます。
ジーニーについては映画公開後SNSでも好評だったので今回もカニすぎるこちらのセバスチャンが良い仕事をしてくれるのかもしれません。
後にも語りますが、今回起用された主人公・アリエルを演じるハリー・ベイリーは歌姫ビヨンセも認める歌手としての実力を持っている人物。
なので実写版アラジンのジャスミン役を演じたナオミ・スコットの歌声に心を揺さぶられたようにハリー・ベイリーの歌声がきっかけで映画に引き込まれていくのかなと思ったりしてます。
・・・というか、この解像度でどんな風に「アリエル」の世界を表現していくのか、かなり気になります。どのように物語を盛り上げていくのかその辺を大いに期待したい感じですね。
理由② CGのクオリティ問題
セバスチャン・フランダーなどの主要キャラクター問題の次に日本で話題になっているのがCGのクオリティーの問題です。
実写版リトルマーメイドのCGがここまで話題になっているのは理由がありまして、
2022年12月にロードショーされ映像美が話題になった『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』(アバター2)と公開時期が近すぎると言うところはあると思います。
アバター2とCG×水中と言うところが被っているのでアバター2を観た人はどうしてもCGのクオリティを比べてしまうと言うところはあると思います。
アバターは1作目からCGのクオリティが素晴らしいと話題の作品だったので、リトルマーメイドと上映時期が近かった点については時期がすこぶる悪かったと言わざるおえないですね。
アバター2の監督であるジェームズ・キャメロン氏は「タイタニック」も手がけた監督で、かなりの凝り性と言うイメージがありますね。監督作品に対しては『完璧主義』をとことん貫く方なのでリトルマーメイドと比べた時にどちらの映像がこだわりを持って作られるかはなんとなく予想がつきます。
アバター2の映像美の印象がまだまだ記憶に新しい中での公開となるのでリトルマーメイドCG制作チームはかなり厳しい戦いを強いられることになりそうです。
時期が違えば評価は違ってきたかも・・!
個人的にはリトルマーメイドも悪くない出来だと思うのですが、予告編だけで比べてみても実力差はそれなりにあるように感じますね。
この辺りのCGの出来がどう生きてくるのか作品全体で見た時にどうなのかーーと言うことが大切になってくると思うのでこの辺は作品全体を見て評価したいところです。
理由③ 実写版とアニメのアリエル像が解離しすぎている
こちらは日本というよりも海外の方が炎上している話題ですね。
海外で大炎上のポリコレ問題
アニメ版では白人で描かれているアリエルを黒人であるハリー・ベイリーが演じることで「ポリティカルコレクトネス(ポリコレ)が過ぎる!」と一部炎上しているわけです。
ポリコレとは?
1980年代頃のアメリカで生まれた言葉で、偏見や差別に起因した表現や認識を改めるための概念を指します。とくに人種や性別、文化、年齢、職業の多様性を認め、中立的な表現や用語を用いらなければならないとしています。
引用元:https://jp.indeed.com/career-advice/career-development/political-correctness
つまり、キャストの多様化のために黒人のキャストを起用したのではないかと言われているわけですね。
ディズニー側はハリー・ベイリーのキャスティング理由を歌唱力の高さだと公表していますが、最近の映画・テレビ業界のトレンドやディズニープラスで公開された実写版ピーターパンのティンカーベルも黒人女優を起用しているところを見るとポリコレを意識している趣旨はあるのかなと。
個人的には顔の印象が違いすぎる点が一番気になる
個人的には黒人だ白人だなどの人種というよりアリエルから受けるイメージが違いすぎて私は驚いてしまいました。
SNSでは「アリエルが可愛くない」とバッサリ言っている方もいらっしゃいましたね^^;
ハリーベイリーの歌唱力は目を見張るものがありますし、表情や仕草、笑顔もとってもチャーミングで素敵なのですが、アニメでは求心顔のパッチリ二重で描かれているアリエルとイメージが同じかと言われると違いますよね。。
新しい予告編を見るたび見慣れてきた+ハリーベイリーのキュートさに気付かされ今となってはほぼ受け入れいる私ですが初めて実写版アリエルを見た人は驚いた方が多いのではないでしょうか。
ハリー・ベイリーがアリエル役を引き受けた理由
最近の映画業界でポリコレが話題になる中、ハリー・ベイリーがアリエル役を受け入れた理由も公開されています。
「私の中の小さな女の子と、それを見ている私のような小さな女の子に、自分は特別な存在で、あらゆる面でプリンセスであるべきだと知ってほしいの。そうでない理由などないのよ。その安心感が私には必要だった。そうしたら自信が持てるし、自分を信じられる。すべてが変わるわ」
引用元:https://www.tvgroove.com/?p=98376
ハリーベイリー知れば知るほど人間的にもとっても素敵ですよね。
彼女の演技にも期待して映画を楽しみたいところです。
理由④ アリエルの姉妹たちの人種バラバラ問題
こちらもポリコレ問題と少しかぶるところがあるかも知れませんが、実写版リトルマーメイドのアリエル姉妹達の人種、実は全くバラバラで構成されています。
アニメ版ではこんな感じで描かれており髪の色はバラバラですが顔立ちや肌の色は似ているという感じなのですが・・
私の脳内ではトリトン王5回再婚した説浮上しました^^;
アニメと映画で設定が異なる可能性もありますしこちらについても映画を見てみないとなんとも言えないところがあるかなと思うのですが、なぜこのキャスティングにしたのか真相が気になります。。
いかがだったでしょうか?
今回は実写版リトルマーメイドが酷い&残念と言われる理由について解説していきました。
気になる点はいくつかありますが、総合的にはハリーベイリーの美声を聞きたい+演技が見てみたいという点が勝って映画館へ足を運んでしまいそうです。
それではこの辺で!
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