2022年の紅白歌合戦の出演者が発表されました。紅白の司会者は毎年何かと話題になりますが、今年は『出演者に韓国アイドルが多すぎる』と物議を醸しています!
なんと出演者(予定)42組中5組、紅組に至っては21組中4組もK-POPアイドルグループが出場する予定になっているのですから話題になるのも頷けます。
なぜ2022年の紅白はこんなに韓国アイドルが多いのか?K-POPアイドル達もなぜ自国の番組ではなく紅白に出場するのか?など2022年のNHK紅白歌合戦について深掘りしてみました!
2022年紅白にK-POPアイドルが多すぎる件!なぜ韓国アイドルに偏るのか?

2022年の紅白のK-POPアイドルの多さは過去には無かったことですね。
今ままで多くても紅組・白組合わせて2〜3組だった気がするのですが・・今年はなんと5組。新たな紅白出場アーティストが発表されるたびに「え?また韓国アイドル?」となりましたよね。
調べて見ると、韓国アイドルの複数出演は11年ぶりだそうです!
韓国系グループの複数組出場は、東方神起、KARA、少女時代の3組が出場した第62回(2011年)以来、11年ぶりとなる。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/3d5b08983602230de4cef0bdd8182a7bea8f7d1b
2022年紅白歌合戦に出演することが決まっているアーティスト一覧がこちら

厳密にいうと、白組の「JO1」はJ-POPなのかK-POPなのか不透明なところがあるのですが・・詳細は以下に記載しました。
白組出演の「JO1」は日本で初開催されたオーディション番組で選ばれたメンバーで結成されたグループで、メンバーは全員日本人。

事務所も日本の”吉本興業”と韓国の”CJ ENM”というエンターテインメント企業が共同で立ち上げた会社ということでK-POP何かJ-POPなのか線引きが難しいところですが、
JO1の所属する『LAPONEエンタテインメント』の代表取締役である崔信化(チェ シンファ)氏が韓国国籍ということでこの記事ではK-POPアイドルとしています。
赤文字が韓国発のアーティストです。こうして見ると紅組にK-POPアイドルが多いことがわかります。
紅組は21組中4組がK−POPアイドルなので紅組の約1/5が韓国発のアイドルで構成されていることに・・!
なぜこんなことになってしまったのか?現在囁かれているのは、
NHKの『若者の視聴者を増やしたい』という狙いからK-POPアイドル・ジャニーズ枠が多くなってしまったのではないか・・?
という説です。というか、現実的に若い人に人気のアーティストが去年に比べ圧倒的に増えていること、今ままで朝ドラ・大河ドラマ出演などのNHKに関連のある人が司会者に選べれてきたのに今年は関連のなく・若者人気の橋本環奈さんであることを踏まえるとこれが真実なのだと思います。
これについては世間の反響も大きく、
・日本からは紅白に出られる歌手がいないということ?
・この国は韓国に乗っ取られたのか?
・紅白ぐらい日本のアーティストを出そうよ
といった声でSNSは盛り上がっています。
Twitterでは「#紅白見ない」がトレンド入りする始末です^^;
企業から広告費をもらって経営しているわけではなく、国民からの受信料で運営されているNHKだから特にK-POPアイドルの多さを疑問視する声が多く上がっている印象です。
私はK-POPアイドルも大好きなのですが、確かに日本の年越しを代表する歴史のある番組でこれだけ海外の(しかも一つの国に偏った)アーティストが出演するのには少し違和感を覚えます。
そもそも、紅白に出場するK-POPアイドルも韓国も同じような(いえ、日本より人気で規模は大きいかもしれない)祭典があるにも関わらずなぜ日本の紅白のオファーを受けてくれたのか気になります。韓国アーティスト側にあまりメリットはないような・・。
K-POPアイドル達はなぜ韓国の祭典ではなく日本の紅白に出場するのか?

これはやはり紅白の宣伝広告効果を期待してオファーを受けるのだと思います。
NHKは日本以外でも視聴することが可能なのと、さまざまな年齢層の方が観る番組なので新たなファンの獲得や何か話題になることがあればネットニュースで翌日さらに拡散されるのでその宣伝効果は絶大。
そのために年末の忙しい合間を縫ってでも出演するのだと思います。
NHKの紅白歌合戦の出演料は若手のアーティストはそれほど多くないと言われているので少なくともギャラ目的ではないかなと。
紅白はギャラだけではなくパフォーマンスの持ち時間も少なく、タイムテーブルの管理やリハーサルもかなりしっかり作り込むのでリハーサルがかなり長いことでも有名。出演アーティストは待ち時間が長い割にギャラも少なくそれが理由で辞退するアーティストも多いのだそう。
韓国では大晦日〜年明けにかけて大型の歌謡祭『MBC歌謡大祭典』があるので韓国アーティストとしてはそちらの方に出演したい!と思っているアーティストも多いと思います。
実際に2019年に紅白とMBC歌謡大祭典の両方に出演した「TWICE」はかなりのハードスケジュールだったようです。
韓国紙『中央日報』の2017年の記事によると、12月28日にソウルでの仕事を終えて東京へ飛び、29日に紅白のリハーサルを実施。当日の夜に再びソウルに飛んで韓国KBSの歌謡祭に出演したあと、30日午前に日本に入国して紅白の最終リハーサルを経てから大晦日の本番を迎えるという慌ただしさだった。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/byline/shinmukoeng/20191231-00156271
これだけ苦労しても紅白に出演するとは・・NHKと紅白の影響力はすごいのでしょうね!
紅白ぐらい日本のアーティストを全面に出してほしい!

ここからは紅白出演アーティストについて個人的な意見を綴っていきたいと思います。
まず1番は、
『日本の紅白なのだから日本発のアーティストを積極的に出して欲しい!』
ということです。
年越しの代名詞とも取れる紅白歌合戦。年末特番で年代問わずメジャーな番組、日本を代表するテレビ局のNHKが年末に放送する歌番組なのだから日本人の輝く姿を流してほしい!
・・・と声を大にしてい言いたいです笑
あ、K-pop含め、海外アーティストが出演するのを否定しているわけではなく、今年の紅白の運営スタッフを貶しているわけでもないですよ。
今年も日本頑張ったよね、日本人アーティストのこんな曲が盛り上がったよ!みたいな今年の日本の音楽をみんなで振り返ることができる様な番組が本来あるべき姿なのでは思うわけです。
他局はスポンサーがいて、視聴率を勝ち取るために人気のアーティストを海外から呼ぶ。といのは納得できるのですが受信料で運営されているNHKが同じことをやるのはどうなのか?公共放送ならではの別の役割や戦い方があるのではと考えてしまいます。
韓国アイドルを呼ばずとも朝ドラに採用された「backnumber」や大ヒット中の「すずめの戸締まり」の主題歌を担当する「RADWIMPS」も紅白出演を熱望されていたし。欅坂の出演を惜しむ声も多いです。
個人的にはYOASOBIが大好きなので出演して欲しかったなと^^; 今年は出演リストに入っていなかったので地味にショックでしたw
紅白に出演すると決まっただけで叩かれるK-POPアイドルがかわいそうという声も。
これだけ反響が大きいと「なぜ紅白にK-POPが出るだ!」と叩かれるK-POPアイドルたちが何だか不憫に見えてしまいます。
ただオファーを受けただけなのに・・。
そんなK-POPアイドルたちを心配する声もSNSでは多くあがっています。確かに。
幅広い年齢層がみる影響力の大きい紅白だからこそ、日本のアーティストを積極的にオファーして日本のアーティストを応援してほしい。他局には出来ない、NHKならではの立場で番組の企画をしてくれたらなと願ってしまいます。
とはいえ、いくらNHKだからと言って視聴率を無視できないところはあるでしょうから新たな取り組みをどんどん取り入れて新しい風を取り入れていくのは良いことだと思います。
今回の紅白を機に今後の紅白がどのような形になっていくのか楽しみです。
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